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IT課題の解決がなかなかすすまない
- 生産性が上がらず、品質も安定しない
- 運用管理に手間と費用
- 技術者育成がすすまず、リテンションも低い
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課題解決に向けた取り組み
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Java開発標準化が各社で行われた
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2000年代初頭
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多数の独自FW乱立
- J2EEの機能不足をサードパーティー製FWで補う
- フレームワークチーム
- メンテナンス
- 開発標準化のガバナンス
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ITコスト削減が要求される
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独自FW路線の継続は難しい状況
- ユーザー企業のFW、ベンダーFWとのミスマッチ
- 開発コスト
- 運用コスト
- ロックイン
- フレームワーク担当チームのオペレーションコストが大きい
- バージョンアップ
- セキュリティ対応
- 人材配置の最適化
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オープンソース製品へのロックインリスクの露呈
- ベース技術の陳腐化
- プロジェクトのEOLやセキュリティ対応コスト
- バージョンアップ時の動作検証など追加コスト
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Java EE セントリックなアプリケーション開発標準化
- OSSプロジェクトの静かを取込み,Java EE はフルスタックのフレームワーク機能を提供
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課題解決
- ユーザー企業とベンダが同じJavaEE FWを利用する
- フレームワーク単体のメンテナンスは不要
- 必要な技術範囲が Java EE 標準技術に適正化
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開発標準の整備には今が絶好のタイミング
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ユーザー企業
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開発の内製化
- アウトソースしすぎた
- 自社技術者の育成
- 開発のコントロールを自ら行う
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バッチ処理標準化
- メインフレームのダウンサイジング
- 商用APサーバーが出そろう
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勘所
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メリット
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最大のメリット
- 標準
- 後方互換性
- 特定の企業、団体に非依存
- ハードOS選ばず
- 標準API
- 後方互換を維持したバージョンアップ
- 仕様に基づいた製品を選択可能
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均質化
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アプリケーションのアーキテクチャを均質化
- Java EE マルチティアモデルに準拠
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長寿命化
- 標準APIベースの開発
- サードパーティ製品は疎結合利用して、ロックイン回避
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標準アーキテクチャ
- JSF+EJB+JPA
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各コンポーネントの作りのばらつきを抑える
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コンポーネントの作りをパターン化して再利用
- 設計パターンの整備とカタログ化
- パターンの再利用による設計を推進
- パターン名によるコミュニケーション